2008年1月3日
こんにちは。まるほです。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
このホームページができて1年過ぎてしまいました。いろいろ書くつもりでいたのですが、あまり更新されていません。鋭意努力いたします。
さて、今回は電子系の話からちょっとはずれて、建築系の話をしてみましょうか。工学には違いないのですが、建築(環境)工学の話です。
建物は「箱物」と言って、居住を考える上ではなくてはならないものですが、箱物だけでは暮らしてゆくことはできません。建物の中で快適に暮らしてゆくためのさまざまな設備が備わることで快適な居住空間が生まれることとなります。
住居の他に、このことは工場でも言えます。建物だけでは工場の役割を果たすことはできません。工場の中に機械をはじめとする設備が搬入され据付けられて、工場の役割を果たすことができます。
という訳で、コンピューターや電子工学系の話ばかりも飽きがくるでしょうから建物の快適性を維持するための設備修繕の話でもしましょう。これも私がやっている仕事のひとつです。
今回の修繕はある物を作っている工場です。工場の中に大きな水槽があって、水槽は一定の割合で水量が減少するようになっています。水量が減少すると、補給水を追加して一定の水量を確保できるまで給水を続けるという工夫を凝らした施設です。
この施設につながっている給水管が水漏れすると言うので現場をチェックしましたところ、受水槽から圧力をかけて水を送水するポンプ廻りの配管がかなり傷んでいました。
普通に考えてこのような漏水の仕方はおかしいなと思いながら、工場の方にいろいろお話を伺うと、水槽設置の際に水量調整用として電磁弁を取り付け現在のような形で運用しているとおっしゃっていました。
確かに、設置されている電磁弁が閉まるとドンと言う音と共に配管が振動しています。
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