ワイバーン(wyvernまたはwivern)は、架空の生物の名称。名はマムシを意味するViperからの派生として考えられている。翼を持つドラゴンの中で二本足のもの。飛龍と訳される場合もある。ワイヴァーン、ワイヴァンとも。中世の紋章の図柄としてよく登場するワイバーンは、もともと紋章学より誕生した生物である。当時、ドラゴンの紋章は王室の紋章であったため、ドラゴンに代わるものとして誕生した。ワイバーンの逸話や神話が無いのはこのためである。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。

 
 
 

ハードディスクと言う機器について

平成18年12月20日

んにちは。「まるほ」です。
末が来てバタバタとし始めてきましたね。この年末、大掃除をする方も多いと思います。年末の大掃除のついでに、パソコンのハードディスクの中の大掃除もやっておきましょう。いらないファイルは、ほうっておくとたまっていく一方ですから。

回はハードディスクについて話をしようと思います。皆さんのお持ちになっているパソコンには必ず装備されていると思います。パソコンを操作する上でキーボードやマウス等と同じくもっとも身近な機器です。反面、身近な機器である割には中身がよくわからないブラックボックス化している機器でもあるのがこのハードディスクです。トラブルが多いのもこの機器ですね。

トラブルの内容としてはパソコンが完全に動かなくなると言う致命的なものから、ディスクの所定の場所にうまく記憶されないといった軽微なものまでさまざまなものがありますが、この機器の特性と言うものをしっかり押さえていれば、ある程度のトラブルの回避は可能です。それらについて説明しましょう。

 

 ず、ハードディスクは寿命があるということ。これは押さえておきましょう。どういうことかというと、やはり電気機器ですので壊れてしまう可能性があるということです。この機器は、パソコン・パーツの中で唯一機械的に動いています。簡単に言うと、丸い輪がくるくると高速に回転している状態を想像していただけたらと思います。動作中の振動や衝撃によって簡単に壊れてしまう繊細なものです。壊れてしまえば、その中身にある記憶内容を取り出すことが極めて難しくなるわけです。たくさんの重要なファイルを入れておいたディスクが壊れてしまうと、今まで使ってきたソフトや情報が使えなくなり、大きな損害が発生します。それを回避するために重要なファイルはまめにバックアップをとりましょう。「バックアップ」とはファイルのコピーのことです。フロッピーディスクやCD−ROM、フラッシュメモリーといった他の記憶媒体に記憶しておくのが最良かと思います。

 

 客様の中で、壊れるのはわかった。ではその壊れるのはいつぐらいになるのか?それを予測することは可能なのか、と考える方もいらっしゃると思います。実は、故障を診断し、予測する機能が最近のハードディスクの中に付いています。その機能を取り出して具体的な数値を算出するプログラム(「SmartHDDハードディスク診断」や「ファイナルハードディスク診断2006」等)がありますので、ネットで検索してみてください。これらのソフトで診断しますと、使い始めて2〜3年のディスクですとだいたい100年後に壊れるとかとんでもない数値が出ることが多いです。言い換えますと、それだけ寿命が長いと言うことでもあるわけです。とは言っても、その診断結果は理論上のものと考えてください。

 

HD_MONITOR

ハードディスクのS.M.A.R.T.情報をピックアップしてわかりやすく表示する「SmartHDDハードディスク診断」

 

毎日ハードディスクを動かし続けるものと仮定した場合、実際の経験値から言うとディスクの寿命は10年くらいではないでしょうか。さすがに、そのあたりになってくると、ディスクの一部分が読み取り不能又は書き換え不能となり、ハードディスク内の読み書きエラーが出てきます。それが頻繁になってくるとディスクの読み書きに時間がかかるようになり、交換したほうがいいようになります。

 

このように徐々に壊れていくような場合は、データバックアップの対処は可能ですが、突然故障する場合もあります。このような時は全く動かなくなります。しかも突然です。普通にパソコンを操作していて、「ハードディスクからの読み取りが出来ません」というような表示が出て、おかしいからパソコンを再起動しても、起動しない。ウンともスンとも言わない。このような事態が実際に起こるのです。ハードディスク自体の電気的、機械的な故障が発生したような場合ですと、ディスク内の電気的、機械的な障害を除去してやればハードディスクがふたたび正常に動作します。ただ、やはり、このような場合は他のハードディスクにデータ内容を移し変えてしまったほうがいいです。なぜなら、電気的・機械的な故障はメーカーの製造工程に欠陥がある場合が多く、その欠陥ゆえに故障が再発する可能性が高いからです。

 

ブローしたチップ左の写真はハードディスクの書き込み読み込みヘッドを制御するチップのひとつですが、何らかの原因でブローを起こしています。チップがこうなってしまうと、ハードディスクは沈黙してしまいます。

 

 

 

だ、上記のような場合ですと基板や部品の取り替えで復旧する場合も多いのですが、さらにタチの悪いものにソフトウェア的な故障があります。ウイルスやマザーボード(パソコンの基板)の故障によってハードディスクの一番重要な場所(ブートセクタという)が書き換えられたり、消去したりする場合です。このような場合は、ディスク内部の記憶内容を発掘するのに時間がかかります。

 

こで、広告になってしまいますが、どうしてもお客様のディスクがおかしいという場合は当方へご相談ください。ディスクの内容をチェック、診断、修繕、データ発掘します。

 

ぎに、ハードディスクの中に物をつめ込み過ぎないと言うのも、ハードディスクを快適に使う上で大事なことです。


現在、ハードディスクは大容量化低価格化しており(概算で1ギガあたり100円くらいか)、いくら詰め込んでも容量があるからといって、画像ファイルやソフトをどんどん入れていくと、ディスクへアクセスする時間(読み書き時間)が普通以上に長くなります。

また、大きいファイルを格納する場合、パソコンがハードディスクを効率的に使うためにファイルを分割して記憶する動作を行うことがあります。この事をファイルを断片化するというのですが、このような動作を頻繁に繰り返してしまうと、読み込み書き込み時間を多く取ることとなってしまい、高速性が犠牲になってしまうのです。

ですから、ハードディスク内にファイルを詰め込むのは半分くらいにしておきましょう。どうしても大容量のものを使って高速にパソコンを使いたいと考える場合は、システムの入っているのとは別のハードディスクを用意するか、記憶専用のサーバを用意すれば解決できます。

 

 

 

 

 

 

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