2008年7月1日
やあ、皆さんこんにちは。まるほです。
元気にやっているかな?私は相変わらず元気です。
え?何かいつもと文章の表現が違うって?
そうなんです。先ほど”brainiac”というイギリスBBCテレビの科学実験番組の動画を見て大笑いしていました。いま、ちょっとハイです(笑)。
こういう番組があるんですね。この番組はいろいろな実験をオムニバス形式で放映しており、その内容が結構過激です。
その中でも、秀逸だったのはアルカリ金属元素を水に溶かすとどうなるか実験してみようという主旨の番組でした。
水と強烈に反応するアルカリ金属を順番に水中に落として行きます。
最初は反応の穏やかなものであるリチウム(Li)やナトリウム(Na)、カリウム(K)を水の中に落としていき様子を観察します。
私は、それを見ていて以外と正統派なカタイ実験もする番組なんだなー、と思ったのが甘かった。
この番組が
普通で
終わる訳がない。
何をするかといえば、アルカリ金属元素でも非常に重い元素であるルビジウム(Rb)やセシウム(Cs)を水に落っことしてみようとするんです。下の表を見てください。理科の時間に見たあの周期表という奴です。
うんざりする人もいるとは思いますが、我慢してください。
難しい事は言いませんので、ちょっとだけ説明します。この表は並び方が工夫されていて、周期表の横は元素の重量の順番に、周期表の縦は同じような性質を持つ元素が並ぶように配置されています。
今回番組の中で実験している元素は表の「黄色」で囲われているものです。
この部分が通称アルカリ金属元素といわれる部分で、水ととても相性が良く、水分子と結合するとエネルギーを発生させます。エネルギーを発生すると書きましたが、平たく言うと「爆発する」という事になりますか。
どうしてでしょうか。爆発には何かこういい知れぬロマンを感じますね。
また、周期表の中で表の下のほうにある「重量がある」というのは、元素の中に大きなエネルギーを有しているという意味です。
簡単に言いますと、周期表の下に行けば行く程、元素の挙動が激しくなります。
表の下にある元素ほど過激だという事です。このアルカリ金属という種類に限って言えば爆発的に水分子と反応します。
リンクはYouTubeとニコニコ動画の二つのものを貼っておきます。
ちなみに、両方とも同じものです。
YouTubeの動画は字幕がありませんので英語のわかる方にお薦めです。
(YouTubeをもっと大きな画面で見たい人はこちらからどうぞ。)
また、ニコニコ動画はアカウントの取得が必要ですが、視聴者がリアルタイムで動画上に文字を作れるような工夫がされていますので、日本語字幕らしきものが作られています。
両方ともいちど覗いてみてください。比較しながら見ると面白いですよ。
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